まず撮影区分ですが、ほとんどのスタジオではスチールとムービーで料金が異なっています。そしてムービー撮影は、スチール撮影の料金よりも高くなる傾向にあるのが特徴です。仮に、スチールをメインにムービーを撮影する場合でも、ムービーの料金が適用されます。
次に料金ですが、上の図ではスチール撮影が1時間で10,000円という設定になっています。
通常、スタジオのウェブサイトに表示されている料金案内には1時間あたりの料金で記載されていることがほとんど。これが営業時間中にレンタルする場合の基本料金となっています。コスプレ撮影など個人利用の多いスタジオでは、個人利用と商用利用の料金設定が違う場合もあります。
続いて最低利用時間とは、予約の受付可能な最低限の利用時間のことを表します。この最低利用時間の設定は2時間や3時間などスタジオによってまちまちです。1時間あたりは手頃な料金でも最低利用時間が4時間以上というスタジオもあります。
最低利用時間が長ければ、その分の利用料も増加します。上の図では、最低利用時間が3時間となっているので最低利用料金は30,000円となっています。
万一、1時間で終了する撮影であれば、スタジオを利用しない時間も料金が発生するのでもったいないですよね。撮影スケジュールと最低利用時間の誤差は事前に確認しておきましょう。またスタジオの料金案内には、最低利用料金が記載されていないことも多いので要注意。最低利用時間をチェックして、試算することをおすすめします。